つながりは<脳x進化>で見えてくる。
ネットコミュニティも大注目のダンバー教授の超面白・進化心理学。
驚きの新発見満載!
・友達や上手くいく仲間の数は150人まで。
・ネットワークは3の倍数で増える。
・言葉の起源は、サルの毛づくろい。
・一夫一婦が、脳を発達させた。
・家族いっしょの人のほうが健康。
・集団で笑うのはヒトだけ。その理由は・・
・肌の色はビタミンで決まる。
・キスには進化からみた効用がある。
etc
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●ロビン・ダンバー
オックスフォード大学の認知・進化人類学研究所所長。
進化人類学教授。英国学士院の特別会員として、
「ルーシーから言語へ(Lucy to Language)」プロジェクトの共同ディレクターも兼任。
リバプール大学の進化心理学教授も務めていた(2007年まで)。
訳書に『ことばの起源』『科学がきらわれる理由』(ともに青土社)がある。
●藤井留美(訳者)
翻訳家。訳書にフランス・ドゥ・ヴァール『あなたのなかのサル』(早川書房)、
『利己的なサル、他人を思いやるサル』(草思社)、アラン・ピーズ&バーバラ・ビーズ
『話を聞かない男、地図が読めない女』(主婦の友社)など、多数。
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::目次::
●Part 1 ヒ ト と ヒ ト の つ な が り
第1章 貞節な脳(男と女)
第2章 ダンバー数(仲間同士)
第3章 親類や縁者の力(血縁)
第4章 ご先祖さまという亡霊(民族)
●Part 2 つ な が り を 生 む も の
第5章 親密さの素(触れ合い・笑い・音楽)
第6章 うわさ話は毛づくろい(言葉・物語)
第7章 今夜、ひとり?(魅力)
第8章 エスキモーのあいさつ(キス・匂い・リスク)
第9章 ずるいあなた(婚姻)
●Part 3 環 境 や 人 類 と の つ な が り
第10章 進化の傷跡(肌の色・体質)
第11章 進化の邪魔をするやつはどいつだ?(進化と欲望)
第12章 さよなら、いとこたち(絶滅の罠)
第13章 こんなに近くてこんなに遠い(人類の起源)
第14章 ダーウィン戦争(進化と創造)
●Part 4 文 化 ・ 倫 理 ・ 宗 教 と の つ な が り
第15章 ダーウィン戦争(進化と創造)
第16章 カルチャークラブに入るには(文化)
第17章 脳にモラルはあるのか?(道徳)
第18章 進化が神を発見した(宗教)
第19章 頭を使って長生きしよう(健康・知性)
第20章 美しい科学(芸術)
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続々、絶賛!
今年これまでで、もっとも面白かった本・・
おそらくボクにとって今年の科学読み物ナンバーワンだろう。
——成毛眞『HONZ』
進化人類学の視点から眺めると、人間の行動がいちいち納得できる!
★★★★ 読みごたえたっぷり、お薦め
——竹内薫『日本経済新聞・目利きが選ぶ今週の3冊』
有名な150人説だけでなく、進化人類学の観点から、
人間集団に現れるパターンや性質を多様な視点から一般向けにわかりやすく論じている
——橋本大也『情報考学』
うわさ話やキスの進化的意義、ネアンデルタール人の肌の色や道徳性の起源、
笑いと音楽と宗教の関係などが縦横無尽に論じられている。
——森山和道『東京新聞・中日新聞』
ひげそり直後のカビ臭い匂いでモテモテに!?
——米光一成『エキレビ!』
組織の作り方、身内びいきの効用、男女の結びつきなどに関するさまざまな研究成果が
まとめられており、ビジネスマンの雑学として、じつに興味深い。
軽い気持ちで読み始めると、思わずハマること、間違いなし
——土井英司『ビジネスブックマラソン』
自分自身の「ダンバー数」にももし限りがあるのなら、その限られた数の中で、
できるだけ多様性を確保しておきたいとも思う。そうした意味において、
新鮮な刺激を与えてくれる本書は、読みやすさもあって大変面白い著作であった。
——辻泉『書評空間』
単なる思いつきではなく実験を行っているので信用度が高く、
単なるホラ話ではないから安心して読める。
——池内了『週刊 エコノミスト』
仕事の面でも、私的にも、何度もあらためて
「なるほど!」と膝を打つことになる。
——平野雅章『週刊 ダイヤモンド』
「つながり」と脳の相関関係がユーモアたっぷりに語られており、
目から鱗の発見多数。
——『Hanako』
素晴らしい講義のような内容、読者は最高の満足を得られるに違いない。
——『パブリッシャーズ・ウィークリー』
第一級の語り手だけがなしうるように、私たちを魅了する本!
——『ニューサイエンティスト』
ヒトは複雑な社会的関係をマネジメントするために、大きな脳を発達させたことを、
多くの事例をとおして明らかにしている。
——『サイエンティフィック・アメリカン』
Facebook での友達の数が余りに多いと、それは友達なのか?とダンバー教授は疑問を投げかける。
人間が意義深い関係を保てる数には、進化面での限界があるというのだ。
——『タイムズ』
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